Visual Studio 2017でプロパティシートを作成する
Visual Studioのプロパティ設定は面倒なので、環境変数をでまとめてみたりしてはいたのですが、結局それも面倒なのでプロパティシートでまとめちゃいます。
一度プロパティシートをつくっていしまえば、同じライブラリを使うプロジェクトは、そのプロパティシートをインポートするだけで一発設定。
やり方
- [表示]>[その他のウィンドウ]>[プロパティマネージャー]からプロパティマネージャーウィンドウを開きます。
- 自分の使うビルド構成(例えば[Release|x64])のフォルダを右クリックして[新しいプロジェクトプロパティシートの追加]を選ぶ
- 適当な名前を付け追加。追加したプロパティシートをダブルクリック(もしくは右クリックからプロパティを選択)するとプロパティページが開かれるので設定する。
以上でプロパティシートの作成は終わり - プロパティシートを読み込む際は、2.の時に[既存のプロパティシートの追加]を選び、先ほどのプロパティシートを選びます。作成したプロパティシートはデフォルトではプロジェクトファイルと同じ階層に保存されています。
これでプロパティを使いまわすことができるようになりました。
ただ、自分がそうだったのですが、設定したプロパティシートよりも新たにプロジェクトで設定したプロパティが優先されてしまうようで、プロパティシートの設定が反映されていないことがありました。
そのようなときはプロジェクトのプロパティの設定を[親またはプロジェクトの規定値から継承]とすることで反映させることができます(%(AdditionalIncludeDirectories)の追加と同等)。